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はじめての育児日記 にっぽんの我が家

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2007年 11月 26日

親子とは・・

昨夜、ある掲示板の書き込みを読んで、なんというか心揺さぶられました。書いていたのは高校生の息子さんを持つお母さんで、こんな内容でした。

息子は私との会話がほとんどない状態で、淋しく思います。最近子どもが小さかった頃のことを毎晩思い出して、涙が出ます。あのとき何度もせがんだ紙芝居を飽きるまで読んでやればよかった・・などと、後悔してしまいます。オーレンジャーのまねごっこで遊んでいた姿など思い出して、涙が出るんです。

この書き込みのレスには、「そうそう、親にべったりの小さい頃って、本当にあっという間ですよね」というものが多くて、読んでいるうちに「そうかぁ、こけしもあっという間に大きくなって、抱っこもそのうちできなくなって、私がいなくても平気になっちゃうんだ・・」と思うと、淋しくて切なくなりました。
今は朝起きて抱っこ抱っこと騒ぐので「トイレも行けないよ〜」と憂鬱になったり、夕方忙しい時間にぐずるこけしを放ってキッチンに立ち泣かせたりする日々で、もう本当に疲れてしまうのですが、こんなに全身で私を頼って必要としてくれる時期はすぐに過ぎてしまうのか・・。今のうちに、もっともっと絵本を読んであげたり、抱っこで遊んだりしてあげたいと、反省する思いでした。

これを書き込んだお母さんは、きっととても愛情深い素敵なお母さんなんだろうなぁと思います。この息子さんはお母さんと一緒に過ごし、いっぱいの愛を受けていた日々のことを必ず覚えていて、心の中に大切にしまっているはずです。
親子のつながりって特別で、人はいくつになってもそれを決して忘れないもの。私のところにカウンセリングに来る人たちの多くも、「お母さん(お父さん)にわかってほしい、抱きしめてほしい/ほしかった」というテーマを持っていて、それは子どもでも、高校生でも、既に親になった大人でも、ずっと同じなんです。私自身も、そのテーマについてあれこれ葛藤してきていると思います。

母になって、自分がどんな親子関係を作っていけるか心配ではありますが、こけしを精一杯、愛情で包んで育てたいなぁと思います。

by maltainca | 2007-11-26 00:49 | 1歳-1歳半


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